こんなお悩みはありませんか?

  • 歯ぐきからの出血がある
  • 歯ぐきが腫れて、膿が出る
  • 口臭が気になる
  • 歯と歯の隙間が目立つようになる
  • 歯ぐきが下がってきた
  • 歯がグラつき、食事がしづらい

上記の症状は、歯周病が進行しているサインかもしれません。
放置すると、歯を支える骨が減り、最終的に歯を失う原因になります。
お早めにご相談ください。

重度の歯周病は、基本的な治療だけでは歯周病が改善しない場合が考えられます。当院では必要に応じて歯周外科治療を行い、より専門的な処置をご提供しています。また、歯周組織再生療法により、歯ぐきや歯を支える骨の回復を目指す治療もご提案可能です。
私たちは設備を充実させた環境を整え、患者様に安心していただける手術に努めております。

歯周病について

歯周病は、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」に細菌が入り込み、歯茎の炎症や、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。歯を失う原因として最も多い疾患でもあります。
むし歯と異なり、歯周病は初期には痛みがほとんどありません。そのため、気づかないうちに進行してしまうことが多いのが特徴です。
進行すると、歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきが起こり、食事がしづらくなることがあります。最終的には、歯が自然に抜けてしまうこともあります。
また歯周病はお口の中だけの病気ではありません。歯周病菌や炎症物質が血流に乗って、全身に影響し、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、早産などとの関連が指摘されています。
歯と全身の健康を守るためにも、歯周病を放置せず、早期の予防と治療、定期的な検診が大切です。

当院で行う歯周病治療の特長

歯周病専門医が、正確な検査・診断・治療を行います

当院の院長は、日本歯周病学会が認定する「歯周病専門医」の資格を有しています。この資格は、全国に約11万人いる歯科医師の中でも、わずか1%ほどしか持っていない、歯周病治療のエキスパートであることを示すものです(2023年時点)。
専門医取得後も、私たちは常に最新の知識と技術を学び続け、より良い治療を提供できるよう努めています。

患者さま一人ひとりに合わせた歯周病治療

お口の状態や歯周病の進行度は、人それぞれ異なります。また、年齢、生活習慣、これまでの治療歴(入れ歯やインプラントの有無など)も、治療内容に大きく影響します。当院では、患者さまの症状や全身の健康状態を丁寧に把握したうえで、最適な「オーダーメイドの歯周病治療」をご提案しています。

当院における歯周病治療の流れ

当院では、科学的根拠に基づいた体系的な治療ステップに従い、患者さま一人ひとりに最適な歯周病治療を行っています。  

STEP 01 医療面接(初診)

まずはお口の状態やお悩み、生活背景などを丁寧にお伺いします。信頼関係を大切に、リラックスしてご相談いただける環境づくりを心がけています。

STEP 02 歯周病検査

歯ぐきの状態、出血や歯の動揺、歯周ポケットの深さ、骨吸収の状態などを詳細に検査し、現在の歯周病の進行状況を把握します。

STEP 03 歯周病診断

検査結果をもとに歯周病の状態を診断し、正確な診断を行います。

STEP 04 治療計画の立案

患者さまの希望や全身の状態も考慮しながら、最適な治療方針を一緒に決定します。

STEP 05 歯周基本治療

ブラッシング指導、スケーリング(歯石除去)、ルートプレーニングなどを行い、歯ぐきの炎症を抑えていきます。

STEP 06 再評価検査

基本治療後、再度検査を行い、治療の効果を確認します。ここで病状が安定していればメンテナンス(SPT)に移行します。

STEP 07 歯周外科治療(必要な場合)

症状の改善が不十分な部位に対して、歯周外科手術(フラップ手術・歯周組織再生療法など)を行います。

STEP 08 歯周組織検査(再評価)

外科治療後も再度評価を行い、組織の回復状況を確認します。

STEP 09 口腔機能回復治療

必要に応じて、被せ物や入れ歯などで咬む機能を回復します。

STEP 10 最終評価

最終的な再評価を行い、治癒・病状安定・進行リスクを総合的に判断します。

STEP 11 メンテナンス・SPT(Supportive Periodontal Therapy)

治療後は、再発を防ぐための定期的なメンテナンス(SPT)に移行します。 歯科医師と歯科衛生士が連携し、継続的にお口の健康をサポートします。

歯周外科治療の種類

フラップ手術

歯周ポケットの深い位置や歯根に歯石の付着が認められる場合は、フラップ手術を検討します。歯ぐきの一部を切開して歯根を露出させ、歯石の付着状況を目視で確認しながら、的確にクリーニングを行えます。また、感染している歯肉の切除、骨の形態を整える処置も可能です。

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法では、歯周病菌で溶かされた(吸収された)骨の再生をめざします。水平方向よりも、垂直方向に吸収がみられる場合は、歯周組織再生療法を適用します。
以下のような歯周組織再生誘導材料があり、補助的に用いながら治療を進めていきます。

当院における歯周組織再生療法について

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が失われてしまいます。しかし、条件が整えば「歯周組織再生療法」という治療によって、失われた骨を再生できる可能性があります。当院の院長は、この歯周組織再生療法に10年以上前から携わり、大学病院や専門施設で数多くの症例を経験してきました。これまでに培った知識と技術を生かし、精度の高い治療をご提供しています。

~失われた骨や歯周組織を再生させる最先端の治療~
歯周病が進行すると、歯を支える骨や歯ぐきなどの歯周組織が破壊されていきます。
「歯周組織再生療法」は、失われた組織を元に近い状態へと再生させることを目指す治療法です。

■ リグロス®とは?
リグロス(一般名:トラフェルミン)は、歯周組織の再生を促す日本初の保険適用された再生用薬剤です。
主成分は「bFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)」と呼ばれるたんぱく質で、歯周組織の細胞を活性化し、骨や歯根膜などの再生を促します。

歯周組織再生療法における外科処置(フラップ手術)について

リグロスを用いた再生療法では、外科的に歯ぐきを開いて感染部位をしっかりと目で確認しながら治療を行う必要があります。
この処置は「フラップ手術」と呼ばれ、歯周外科治療の基本かつ重要なステップです。
■ 外科処置の主な流れ

STEP 01 局所麻酔

処置部位に麻酔を行い、痛みを感じないようにします。治療中の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。信頼関係を大切に、リラックスしてご相談いただける環境づくりを心がけています。

STEP 02 歯ぐきの切開と剥離

対象となる歯の周囲の歯ぐきを丁寧に切開し、歯根と骨が直接見えるように歯ぐきを一時的に開きます。これにより、奥深くにある感染組織や歯石をしっかりと除去できるようになります。

STEP 03 感染組織・歯石の除去(デブライドメント)

歯根表面に付着した細菌感染したセメント質や歯石をきれいに取り除きます。これにより、再生環境が整います。

STEP 04 リグロスの塗布

歯周組織の再生が期待できる部位(垂直性骨欠損など)に、リグロスを注入または塗布します。bFGFの作用で骨や歯根膜、セメント質の再生が促されます。

STEP 05 縫合(閉創)

開いた歯ぐきを元の位置に戻し、丁寧に縫合します。歯ぐきがしっかりと密着するように閉じることが、治療の成功につながります。

STEP 06 術後管理

術後1週間程度で抜糸を行います。経過観察のため定期的にご来院いただき、治癒状況や再生状態を確認します。

心臓疾患や重度の糖尿病など、外科治療が困難な持病のある方

  • 治療後の定期的な通院が難しい方
  • 最低限のブラッシングが難しい方(歯周外科治療が歯に悪影響を及ぼす可能性がある)
  • どのような治療でも歯の保存が難しいほど歯周病が進行している場合

歯周病治療に関する よくある質問(Q&A)
Q1. 歯ぐきから出血しますが、これも歯周病ですか?

A. はい、歯ぐきからの出血は歯周病の初期症状であることが多いです。
ブラッシング時の出血は、「歯ぐきが炎症を起こしているサイン」です。放っておくと進行してしまう可能性があるため、早めの受診をおすすめします。

Q2. 歯周病は治りますか?

A. 初期であれば治癒可能ですし、進行した場合でも治療によってコントロールできます。
炎症を抑え、歯ぐきの状態を安定させることで、歯を長く残すことができます。定期的なメンテナンスと毎日のセルフケアが非常に重要です。

Q3. 治療は痛いですか?

A. 当院では痛みに最大限配慮しています。
スケーリングやルートプレーニングでは、必要に応じて表面麻酔や局所麻酔を行います。また、歯周外科処置でも局所麻酔を用いるため、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。ご安心ください。

Q4. 歯周病治療は何回くらい通院が必要ですか?

A. お口の状態や治療の進行度によって異なりますが、基本治療で数回、その後メンテナンスで定期的な通院が必要です。
進行した歯周病の場合は、外科処置を含めた中長期的な治療計画をご提案いたします。

Q5. 歯周病と全身の病気って関係あるのですか?

A. はい、歯周病は糖尿病や心疾患、脳卒中、誤嚥性肺炎、早産などとの関連が報告されています。
歯ぐきから侵入した細菌や炎症性物質が血流に乗って全身に影響を与えるため、歯周病の予防と管理は全身の健康維持にもつながります。

Q6. 歯周病の再生治療は誰でも受けられますか?

A. 条件が合えば保険適用で受けられるケースもあります。
垂直性骨欠損がある部位など、再生の可能性がある場合に「リグロス®」などの再生療法が適応となります。まずは検査を受けていただき、適応かどうかを診断させていただきます。

Q7. 治療が終わったら通院しなくて大丈夫ですか?

A. 治療後も「SPT(歯周病安定期治療)」として、継続的なメンテナンスが重要です。
再発を防ぐためには、3〜6ヶ月ごとの定期検診とクリーニングが必要です。歯周病は「完治」ではなく、「管理していく病気」として捉えることが大切です。